フライバッククロノグラフとGMTは、オータヴィアにとって初の試みだ。
オータヴィアは、時計製造において最も重要なクロノグラフのひとつ。言わば、ひとつの時代だ。
タグ・ホイヤー(旧ホイヤー)の注目すべきみっつのクロノグラフ腕時計のなかで最も古く、1962年、28歳のジャック・ホイヤーがCEO就任1年目に、その手でデビューした時計。そう、このクロノグラフは、タグ・ホイヤーのカタログの先頭に立つと思われがちだが、何らかの理由で、21世紀になってから、オータヴィアは、重要度ではカレラやモナコの次に位置する時計とされてきた。
タグホイヤー カレラ コピー 時計 スポーツクロノグラフ 160周年 リミテッドエディション CBN2A1D.BA0643
Ref:CBN2A1D.BA0643
ケース径:44mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:100m
ストラップ:ステンレススティール
ムーブメント:自動巻き、Cal.ホイヤー02、約80時間パワーリザーブ
仕様:時・分・秒表示、クロノグラフ、ホワイトサーキュラーサテン仕上げのダイアル
オータヴィアが55歳を迎えた2017年、状況は徐々に有利に変化しているのではないかと思われた。2003年以来初めて、新たなオータヴィアが発売されたわけだ。これは、2016年に開催されたオンラインイベント「オータヴィア・カップ」で、世界中の時計愛好家の投票によって選ばれた、コレクターに人気の高いリファレンスのヴィンテージ復刻であった。
オータヴィアと命名されたその新しい時計は、すべてを兼ね備えているように見えた。タグ・ホイヤーにおいて新時代のクロノグラフムーブメントであるCal.ホイヤー02を初めて搭載したのである。
残念ながら、私には正確にはわからない理由で、2017年に登場したオータヴィアはこの世に存在しないものに。バーゼルワールド2019が開催される頃には、タグ・ホイヤーは完全に方向転換し、再びオータヴィアを発表したが、クロノグラフは完全に亡きものとされ、クラシカルなフィールドウォッチやパイロットウォッチのルックスをまとった、3針スポーツウォッチの新コレクションとして発表されたのだ。